ラダープログラムを設計していく上で非常に重要な回路に
「自己保持回路」と「インターロック回路」があります。
今回は「自己保持回路」を下記に実際のプログラムで説明します。
※三菱製PLC設計アプリ、GX Works2にて説明します。
1.自己保持回路の基本
制御仕様
・入力(X0)がONの時、出力(Y0)がONする。
その後入力(X0)がOFFしても出力(Y0)がOFFせず、ONのまま。
プログラム&解説

一度出力(Y0)がONすると、出力(Y0)のリレー接点を使用し、
出力(Y0)をONし続けます。
出力(自己)の接点で、出力(自己)をONさせ、保持する。
この回路を「自己保持回路」といいます。
2.自己保持回路の応用
制御仕様
・入力(X0)がONの時、出力(Y0)がONする。
その後入力(X0)がOFFしても出力(Y0)がOFFせず、ONのまま。
・入力(X1)がONで出力(Y0)がOFFする。
見出し

「a接点」「b接点」「リレー」を使用した「自己保持回路」です。
3.まとめ
以上で「自己保持回路」の説明を終わります。
いかがでしたでしょうか?
「自己保持回路」は、本当にめちゃくちゃ使用します。
この後説明しますが「インターロック回路」もめちゃくちゃ使用します。
上記2つを応用すると本当に色々プログラムを作成することが可能です。
始めは重たいですが進めて行くと、どんどん楽しくなります。
共に楽しんでいきましょう!
最後まで、ありがとうございました。